左打ちに転向すべき!?左バッターにスイッチするための要素と練習法

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この記事では「左バッターにスイッチした方がいいのかな…でも自信ないな」と考えている右打ちのあなたにこそ読んでほしい記事です。

左バッターにスイッチすると言っても、簡単なことではないし、自分にその要素があるかもわかりません。当然左打ちの練習も必要でしょう。

じゃあ、自分に左打ちの要素があるか見てみましょう。記事を最後まで読んで、思い切って左打ちに転向しませんか?

一球たろう
一球たろう

野球指導歴10年、左打ちでバリバリノックを打っている監督、一球たろうがご紹介します。

どんな左打ちになりたいかイメージできていますか?

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左打ちにスイッチしたいなら現状と左打ちの要素を見てみよう

左打ちってやっぱりバッターボックスに立ったとき、オーラありますよね。

一球たろう
一球たろう

アマチュアじゃ珍しいわけではないが、少数派だからな。俺はもともと右打ちだったけど、「やっぱバッターは左打ちだろ」と思って転向したからな。

監督元は右打ちだったんですか!?といか、そんな簡単に左打ちに転向できるもんなんですか?

一球たろう
一球たろう

まあ俺はセンスが…じゃなくて、左打ちに転向する要素がぼちぼちあったと、今になって思うからな。

左打ちに転向する要素なんてあるんですか!?ぜひ聞かせてください!そしてあわよくば左打ちもできるようにして、スイッチバッターにもなってみたい…

一球たろう
一球たろう

もちろん教えるが、要素だけじゃなく、練習も必要ってことわかっておけよ!

左打ちにスイッチすると言っても、簡単なことではないからこそ右打ちのあなたは悩んでいるはずです。

左打ちの要素があるのに、スイッチしないのはもったいない!左打ちには、3つのメリットがあります。

  • ファーストベースに近いため早くセーフになる
  • かっこいい

左打ちは良いことづくめです。思い立ったが吉日。左バッターにスイッチしましょう。

スイッチにチャレンジするのは「ふざけている」わけではない

右打ちから左打ち、またはその反対で左打ちから右打ちにスイッチしようとすると、少し勇気がいりますよね。

周りのチームメイトや指導者から「ふざけているのか。右打ちでもきちんとできていないのに…」と言われる不安はあります。

しかしそれを気にしていては、スイッチヒッターは生まれません。むしろ、進化・成長の可能性があるものです。

「右打ちがちゃんとできていないから、左打ちも模索している」のですよね。ぜひスイッチしてみてください。

ただし、そこにはスイッチするための要素や練習は当然必要です。これから書く内容は、あくまで一つの理論。それがすべてとは思わず、当てはまらなくても成長のために、スイッチしてみてくださいね。

左バッターにスイッチするための要素とは?

左バッターに転向すべき要素を持った人とは、どんな選手でしょうか?意外と右打ちにも関わらず、左打ちにすべきと思える要素を持っている人は、かなり多くいます。

ここで紹介する左バッターにスイッチすべき要素は、あくまでも一つの要素として考えてください。

  • 利き目が右目
  • 利き手が右手
  • 左手の握力が強い

※効き目の調べ方は下の記事から

利き手・利き足だけじゃない!?利き目の調べ方
「手」や「足」のように目には利き目があるのは知っていますか? 自分の利き手を知らないという方はおそらくいないでしょう しかし「利き目」を知らないという方は結構多いと思います。 〇利き目とは 手と足と同じようによく使う側を「利き目」といいます...

もしも一つでも当てはまるなら、左打ちの転向を考えても良いと思います。

左打ちにスイッチすべき理由①利き目が右目

利き目が右だと、左打ちの場合ピッチャーに近い方の目が利き目ということです。

つまり、ボールに対して使い慣れている目が近いため、無意識的にボールが見やすくなるということ。

野球では目の力が物を言い、よく見えるほど有利になります。バッティングにおいては、選球眼やミート力に関わるのは言うまでもありません。

あなたが右打ちで成績を残せていないのは、よくわからないところで「見えにくい状態」を作っているからかもしれません。

悩む暇があったら、さっさと左打ちにスイッチしましょう。

左打ちにスイッチすべき理由②利き手が右

 

実は利き目と利き手が「右」という人は、全体の70%以上います。つまり、ほとんどの人は「左打ちに転向すべき理由」の2つをそろえているのです。

よくバッティングで大事なのは「上の手(右打ちなら右手、左打ちなら左手)」と言われませんか?

さまざまな理論があると考える一球たろうは、それを否定するするつもりはありません。しかし厳密に言うと「上の手と下の手で役割がある」と考えています。

  • 上の手:打球を飛ばす「パワー」を担う
  • 下の手:バットコントロールを担う

こう考えると、左打ちにとって右手はバットコントロールの手。コントロールをしやすいのは、利き手ですよね。

バトミントンのラケットを持った時、逆の手だとシャトルは上手く打つことができません。

もちろんバッティングにおいても、それは言えることでしょう。だからこそ、利き手が右の人が左打ちにスイッチすると、打率が上がる可能性が高いのです。

左打ちにスイッチすべき理由③左手の握力が強い

先述したように、左打ちにとって左手は「打球の強さや飛距離」に関わる手です。

左手の握力が強いということは、重い球にも力負けしにくいということ。だからこそ、左手の握力が強ければ左打ちにスイッチすべきなのです。

利き目の右目でボールを見定め、利き手の右手でバットコントロール、力が強い左手でボールをぶっ飛ばす。

どれか一つでも当てはまるなら、左打ちに転向する要素がある人だと言えます。

左打ちにスイッチしたあとにやるべき練習法とは

「自分は今日から左打ちにスイッチ」または「左打ちもできるようにしてスイッチバッターになります」と宣言するのは簡単です。

しかし、それから完成度を高めるにはやはり練習は必要です。とは言っても、特別な練習は必要ありません。

左打ちにスイッチ後にやるべき練習法①:片手素振り

右打ちから左打ちへ、または左打ちから右打ちへ転向したとき、バットを振りにくくは感じますよね。

その違和感は、うまくコントロールできないことが原因です。ならば、バットをコントロールする素振りを行いましょう。

「(左打ちは)右手がコントロールの手、左手が打球や飛距離」これを合言葉とすると、右手のみで片手素振りがベストです。

普段の素振り、または家で特別に1日100本でも200本でも片手素振りをしましょう。練習に付き合ってくれる相手がいれば、トスバッティングはより有効な練習です。

以下の記事の中に、片手素振りに特化したバットを紹介しています。

素振りの効果を2倍にするバット!目的別にトレーニングバット選び
この記事では素振りの効果を上げるためのトレーニングバットを、目的別にどれを選べば良いのか紹介しています。パワー・ミート力をつけたい。でも、トレーニングバットはいろいろあってどれが効果的なのか分からないですよね。ここでは、あなたの目的に応じたトレーニングバットを紹介しています。

左打ちにスイッチ後にやるべき練習法②:左の握力を徹底的に鍛える

左打ちにスイッチして、右手の片手素振りをしていると、当然右手の握力がつきます。

しかし筋肉はバランスが大事です。さらには、一般的に右利きの人は右手の握力が強いはず。

「バットコントロールは良くなったけど、ボールに押される」では意味がありませんよね。かっこいい左打者はホームランを放つものです。

では、左手の握力をしっかり鍛える練習を行いましょう。

左打ちにスイッチ後にやるべき練習法③:シャドー素振り

左打ちにスイッチ後、素振りで感覚を掴むとともにバッティングフォームも整える必要があります。

とくに右打ちから左打ちに転向すると、フォロースルーが波うったり下半身が流れてしまったりするスイングになりがちです。

フォームを整えるには、シャドー素振りが効果的

  • フォロースルーでは、右わきを締めて振り抜くクセをつける
  • 下半身は、深く腰を落として振るクセをつける

どうしても打ち方をスイッチすると、上半身にばかり注目がいきます。

しかし、ピッチング、守備、バッティング、野球のすべての行動において、下半身が最も大事なことはこれまでの練習や指導で習ってきましたよね?

上半身ばかりでなく、安定した下半身の動きをしっかり練習しましょう。

今回紹介した練習は、あくまでも左打ちにスイッチしたときに早急につけるべき力を養成する練習です。完成度を上げるためにはこちら↓

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おお!俺2つも要素がありますよ!

一球たろう
一球たろう

ふふふ。残念だな。俺は3つだ。

そりゃ、左打ちの監督が書いた記事だk…

一球たろう
一球たろう

だまってろ!!!!俺は左打ちに誇りを持っているんだ!

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左打ちにスイッチすべき!?左バッターにスイッチするための要素と練習法:まとめ

左打ちにスイッチすべき要素は、「利き目が右目」「利き手が右」「左手の握力が強い」です。

一つでも当てはまるなら、左打ちに転向すべきですが、ほとんどの人が当てはまると思います。

左打ちに転向後やるべき練習は、「片手素振り」「左手の握力を鍛える」「シャドー素振り」です。

打ち方をスイッチしたときは、上半身の動きばかりに注目がいきがちです。これまで教えられたことを思い出して、「下半身の動きを習得」することを忘れずに練習に取り組みましょう。

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