浅村栄斗選手のバッティングフォームに学ぶ!体重移動にフォロースルー他

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この記事では浅村栄斗選手のバッティングフォームから学ぶべきポイントを紹介しています。

浅村栄斗選手は2020年にパ・リーグ本塁打王を獲得しました。浅村栄斗選手のバッティングフォームから、長打を打つ秘訣を学びましょう。

少年野球の選手には、浅村栄斗選手のバッティングフォームからは、体重移動とフォロースルーを中心に学んでほしいです。

一球たろう
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野球指導歴10年の一球たろうがご紹介します!

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まずは浅村栄斗選手のバッティングフォームを見てみよう!

パ・リーグ本塁打王に浅村栄斗選手が輝きましたね~あの「豪快」なバッティングフォームかっこいいっす

一球たろう
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「豪快」だろ?ただ、あのバッティングフォームをよく見ると、豪快の裏に隠された「緻密さ」が隠されているぞ!

ええ?そうなんですか?なんか「ウおうるああああああ」って感じのバッティングフォームに見えるんですけど…

2020年32本塁打で、パ・リーグの本塁打王に輝いた浅村栄斗選手。そのバッティングフォームは、一見かなり豪快なフォームで、力強さを感じます。

しかし、浅村栄斗選手のバッティングフォームをよく見ると、豪快そうに見えて「緻密(確実性)」を大事にするための工夫が見られます。

これが試合数が少ない中、シーズン32本塁打を打つ浅村栄斗選手のバッティングフォームです。とにかく力強さを感じるバッティングフォームですが、野球少年・少女にぜひ真似させたい点があります。

それが以下の3点です。

  • 体重移動
  • フォロースルー
  • 軸足の角度

順を追って、浅村栄斗選手のバッティングフォームを解析してみましょう。長打の秘訣がここに隠されています。

浅村栄斗選手のバッティングフォームから学ぶこと①:体重移動

浅村栄斗選手のバッティングフォームからは、体重移動の重要性とその際に注意すべき「軸のブレ」を学ぶことができます。

まずは体重移動から見てみましょう。

浅村栄斗選手のバッティングフォームはテイクバックに秘密がある

浅村栄斗選手のバッティングフォームからは、テイクバックをするときに重要なことが学べます。

テイクバック(Take back)直訳すると「後ろを取る」ということで、打球をぶっ飛ばすための予備動作だと考えてください。

テイクバックを大きく取るほど、打球を飛ばすことができます。浅村栄斗選手のバッティングフォームでは、足を大きく上げ、右肘の位置を高くすることでテイクバックを取る様子がわかります。

このテイクバックを取るとき、初心者や野球少年少女で「軸がブレるほど」大げさに取ってしまう選手をよく見かけます。

しかしテイクバックは取れば取るだけ、打球は飛びますが、ボールをミートしづらくなります。

浅村栄斗選手のバッティングフォームからぜひ学んでほしいのは、テイクバックの時「軸が全くブレていないこと」です。軸がブレないということは、目がブレず、ミートしやすいということ。

後ろを取るときに、大事なのは軸足の内側のラインが前後しないこと。浅村栄斗選手のバッティングフォームはそれが完璧に動いていないことが分かります。

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浅村栄斗選手のバッティングフォームの前足(左足)にも注目

浅村栄斗選手のバッティングフォームで、テイクバックを取ったあと前足(左足)を踏み出しますが、この時つま先を体の内側にしぼったまま出しているのが分かります。

ちょうど写真のような感じです。

実はこのフォームにはこのような効果があります。

  • 軸をブラしにくい
  • 身体が早く開くことを抑える

テイクバックで後ろに移った体重を、前足が地面に着くのに合わせて前に出してしまうと、大抵変化球にやられます。

一方前足のつま先を内側にしぼったままステップすることで、体重が前に移動しづらくなり、ひいては軸がブレず、なおかつ身体の開きを抑制します。

「身体が開いてるぞ~」と注意される選手は、ぜひ学んでほしい動きです。

浅村栄斗選手のバッティングフォームの両膝の位置

浅村栄斗選手のバッティングフォームのミート前後の両膝に注目してください。

  • 左ひざ:回転
  • 右ひざ:回転しながら前へスライド

浅村栄斗選手のバッティングフォームの膝の動きは、体重移動の基礎を学ぶ上で非常の重要な動きを教えてくれます。

右ひざ(軸足のひざ)は、スライドしながら回転。左膝(前足)の膝はその場で回転していますよね。これが、「軸がブレずに体重移動させる」ための秘訣です。

よくある間違った体重移動は、両のひざが前へスライドしながら回転します。

これは「ひざが割れた状態」につながり、力のロスにつながってしまうのです。このように怒られたことのある選手は、ぜひ浅村栄斗選手のバッティングフォームの「ひざの使い方」を真似してください。

浅村栄斗選手のバッティングフォームから学ぶこと②:フォロースルー

浅村栄斗選手のバッティングフォームの特徴の一つである、フォロースルーの大きさ。

これを生み出しているのは右手の強さと振り切ったあとの動きです。

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浅村栄斗選手のバッティングフォームのフォロースルーがでかいのは右手が強いから

浅村栄斗選手のバッティングのミートの瞬間、右手の手の甲が下を向いた状態で、ピッチャー方向へボディーブローを決めるようにスライドしていることが分かります。

これは、「押し込み」の強さを物語る動きで、ぜひ初心者バッターに学んでほしいフォームです。

イメージは先述した通り、「ボディーブロー」の動きでミートしたボールを押し出すこと。

これをぎりぎりまでピッチャー方向に押し出すことで、大きなフォロースルーへとつながります。

浅村栄斗選手のバッティングフォームは、この右手の強さがはっきり出ています。だからこそ、大きなフォロースルーが取れているのです。

浅村栄斗選手のバッティングフォームの最後の手に注目

浅村栄斗選手のバッティングフォームを見ると、フォロースルーをやり切ったあと右手を離して、左手のみでバットを握っていますよね。

これは「フォロースルーを限界まで取ろうとした結果」このようになっているのです。

イメージで言えばメジャーリーガーなんかは、フォロースルーのあとにグリップ側の手だけで握る状態を作りますよね。

これはフォロースルーを大きく取ろうとした結果生まれるフォームなのです。指導者にどのように言われるかは、正直指導者によりますが、結果が出るなら文句はないでしょう。

グリップ側の手を残して、押し込みの手を離す(しっかり振り切って離す)ことで、フォロースルーを大きくするイメージをつかんでください。長打を打つために必要な感覚です。

浅村栄斗選手のバッティングフォームから学ぶこと③:軸足

浅村栄斗選手のバッティングフォームの軸足に注目してください。

ミートの瞬間、右足の親指がカメラ側(ホームベース側)を向いていますよね。何なら、一生懸命右足の親指がぎりぎりまで、ホームベース側を向くように粘っているようにも見えます。

これは、身体を開かず、力を前方へまっすぐ伝えるための動きです。

よく軸足の親指が、ミート時にきれいに前に向いてしまう選手を見かけます。これでは、ミート後の力はファールゾーンに向かっていくので、せっかくボールに伝えた力が正しく伝わらないです。

豪快そうに見える浅村栄斗選手のバッティングフォームですが、実は、足の使い方はどちらかというと「ミートの確実性を上げ、力を正しく伝える」方法を取っています。

ぜひ、この軸足の使い方(粘り方)はマネして欲しいですね。打球が5m以上変わるはずです。

 

 

 

一球たろう
一球たろう

俺が見る限り、派手さの裏にかなりミート力と力の伝え方を重視したバッティングフォームが潜んでいると思っているな。100ある力を50でしか伝えられないのでは意味がない。それなら80ある力を、80で伝えられるほうが良い、ということだな。

浅村栄斗選手のバッティングフォームには、豪快さの裏に隠れた「緻密さ」…なるほど、最初に言われた意味が分かった気がします。

一球たろう
一球たろう

浅村栄斗選手のバッティングフォームからは豪快さに隠れた「ミート力の確実性」「正しい力の伝え方」が見えるな。要するに100ある力を50でしか伝えられなのでは、80ある力を70で伝えられる方が長打力につながる、ということだ。

浅村栄斗選手のバッティングフォームに学ぶ!体重移動にフォロースルー他:まとめ

浅村栄斗選手のバッティングフォームから、初心者や野球少年・少女が学ぶべきはこの3つです。

  • 体重移動
  • フォロースルー
  • 軸足

長打を打つために、確実性や正しい力の伝え方を重視しています。浅村栄斗選手のバッティングフォームは、ぜひ真似してほしいフォームです。

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