ピッチャーのコントロール革命!4つのポイントと簡単な練習方法

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ピッチング
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ピッチャーをやる上でコントロールは重要です。百も承知ですが、コントロールは乱れるものですよね。そんなときの「ピッチャー楽に~」の無責任な言葉が飛び交い、余計イライラ…

分かってはいるけど、どうにもならないのがコントロール。それでも安定したコントロールのピッチャーはいるわけです。

コントロールの良いピッチャーに共通するポイントを整理した本記事を読めば、きっと先発ピッチャーに選ばれるでしょう!

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コントロールが良くないと先発ピッチャーは難しい?

監督!俺監督の以前の記事を見て、ストレートが速くなりました!今日は先発いかせてください!

一球たろう
一球たろう

まあそのやる気はいいが、今日の相手はバッティングがめちゃくちゃいいし、安定した試合作りをできるピッチャーじゃないとな…

安定した試合作りですか…じゃあ、今日の俺が先発するために必要なものって…?

一球たろう
一球たろう

コントロールかな。まあ、お前も課題の一つであることは分かっているはずだ。

選手が見た記事というのはおそらくこれ↓です。

球速を上げるための上半身の使い方やトレーニング!初心者投手必見講座
この記事では球速を上げるために必要な上半身の動きやトレーニングが紹介されています。ピッチャーをするのであれば、球速に対する憧れは誰もが持ちます。そりゃ球速は速いに越したことはありません。しかし初心者だと何をどう投げれば球速が上がるのかは、まだ分かるわけないですよね。今回は上半身に特化した球速の上げ方をマスターしましょう。

僕は先発ピッチャーを考える上で、「コントロール」を最も重視します。監督によっても方針は違ってくると思いますが、コントロールが良いピッチャーは先発に起用されることが多いはずです。

もし「自分は球が速いのに、なぜ監督は球が遅いあいつを使うんだ」と思っている方がいたら、次に挙げるものが監督の思いです。

「コントロールが悪いのは分かっているから、早くポイントを教えろ」という方は、そのもう少し先を読んでみてくださいね。

監督から見たコントロールが良いメリット

そりゃコントロールが良いに越したことはありません。ここでは、監督の目線から見たときのメリットを紹介します。

この考えがあるから、監督はコントロールが良いピッチャーを先発にしたがるのかもしれません。

  • 多少打たれることもあるが、試合が安定して「大炎上しない」
  • 野手にもテンポが生まれ、エラーが少なくなる
  • 守っている時間が短い(ストライク先行だし、あまり打たれないし)
  • 試合の作戦を立てやすい(自分の采配を生かせる)
  • 精神衛生上の問題…笑

最後は完璧に自分都合ですが、やはり試合の見通しが立てやすかったり、「ひやひや」しないで済むといったところがメリットです。

個人の経験としては、バンバン三振を取るピッチャーより、コースを投げ分けてどんどん野手を動かす方が、野手のエラーが少なく感じています。

そこにはテンポや野手の緊張感(三振は何もしなくて良いから)が関係しています。コントロールが良いピッチャーは、周りのメリットが非常に大きいですね。

先発の役割は「試合を作ること」

これまた監督によっても方針は変わりますが、やはり作戦を考える上でフォアボールなどで「試合を壊さない」ピッチャーは重要です。「試合を壊さない」ピッチャーとは、コントロールの良いピッチャーだと思っています。

コントロールに不安があると、いきなり大量失点もあり、試合が崩れてしまいますよね。

プロ野球でもどちらかというと、「速球派」は抑えにいるイメージが強くないですか?

藤川球児(最速156km/h)、クルーン(最速162km/h)、サファテ(最速161km/h)…

もちろん先発にも速い投手はいますし、抑え投手はスタミナを考えなくて良いという点でストレートが速いのは当然。しかしジュニアの野球では先発完投型がほとんどですよね。だからこそ、監督はコントロール重視の人選をするのです。

監督はそんな風に考えているんですね~

一球たろう
一球たろう

まあ監督によって方針は変わるがな。俺は、この方針だ。さて、じゃあどうしたらコントロールが良くなるのかを見ていこう!

コントロールが悪い原因を知る

コントロールが悪い原因は、さまざま考えられます。

大きく分けて、身体に関するものと、メンタルに関するものがあり、一筋縄ではいかない様子がわかります。

身体の原因に関してはコントロールが悪くなる「きっかけ」、メンタルについては「助長」と考えると良いです。

身体に関わる原因

身体(体力や動き)に関わる、コントロールが悪くなる原因がこちら。

  • 踏み込みと体重移動の時に下半身がブレる
  • 体幹がない
  • スタミナ、握力不足
  • 指先で調整しようとする(リリースポイントが不安定)
  • 投球フォームが固まっていない

大きく身体のことに関する、コントロールが悪い原因はこのようになります。

下半身と体幹、もろもろの不足については、筋力アップや柔軟性、身体の使い方を覚えると良さそうですね。

次の二つは、投げ込みやシャドーピッチングで改善できそうです。

意外と身体の面では、たくさんは思いつきませんし、何とかなりそうな雰囲気もあります。

メンタルに関わる原因

身体に関わる制球力の不安定は、鍛えればなんとかなります。しかも、とくに難しいものでもありません。

しかしコントロールが乱れる原因で、メンタルに関わるものはボールの底なし沼にはまる可能性を秘めています。

  • 集中力が持続しない(ピンチに焦る、キレるなど)
  • マイナス思考
  • イップス

まだ性格も発達段階の小中学生では、集中力の継続に難がある子どももいます。

自信がなさすぎるとマイナス思考や焦りにつながり、反対に自信過多だとキレたり、審判への責任転嫁に走ってコントロールの乱れの沼に…

ほどよく自信をもつように指導することが大切です。

イップスはちょっと別問題ですね。では、このあとから、コントロールを良くするコツを見てきましょう。

ピッチャーのコントロールを良くするコツと練習方法

コントロールを良くするために、押さえておくべきポイントは4つあります。

  • つま先と足をベースに向かって真っすぐ出す
  • 平均台に乗っている感覚で投げる
  • リリースポイントを安定させる
  • 腕で調整でなく、下半身で調整

一つ一つ見てみましょう。

ポイント1:つま先と足をベースに向かって真っすぐ出す

コントロールが乱れるピッチャーの特徴として、ベースに対して真っすぐにつま先や足が出せていないという人がいます。

もちろん長年これで投げていてコントロールが乱れないのであれば、それで良い(クロスファイヤーなど)のですが、ベースに対して真っすぐがピッチングの基本です。

この出し方をマスターするためには、軸足から「T」の字で真っすぐなラインをピッチング前に引いておきます。

そのライン上に出した足が来るようにしましょう。コントロールが格段に良くなるはずです。

ポイント2:平均台に乗っている感覚で投げる

先ほどの「ベースに向かって真っすぐ」は足の使い方だけではありません。上半身も含めて、体全体で真っすぐに向かうようにしましょう。

平均台に乗っている感覚で投げることで、上半身も真っすぐ向かうようになります。またリリース前だけでなく、リリース後も平均台の上に居残るイメージを持ってください。

実際に平均台の上に乗って、シャドウピッチングをするのもおすすめです。

ポイント3:リリースポイントを安定させる

ボールをリリースする場所が無意識のうちにバラバラになっているかもしれません。

その場合もコントロールが乱れてしまいます。コントロールを安定させるために、リリースポイントを安定させましょう。

またタオルをムチのように扱い、「パン」と先端が走る位置が同じになるようにすれば、球持ちの良いフォームを手に入れられます。

ポイント4:上半身ではなく下半身で調整

ピッチャーをやっていて、いつもコントロールの調子が良いわけではありません。

コントロールの調子が良くない時に、「試合を崩す」「試合を作る」かが決まると思ってください。

初心者だとどうしても、コントロールが定まらない時に腕や手で調整しようとします。しかし、手というものは繊細な動きをするものなので、調子が悪いときに手で調整することは得策ではありません。

繊細なものを一定に安定させるって難しいですよね。

だからこそ、意識すべきは手ほど繊細ではない下半身です。しっかりベースに向かって真っすぐに向かっているか確認してください。

またどうしても高めに浮くときは、リリースのときに下半身が沈み込んでいるのかも気を付けましょう。

ポイント5:メンタルを強化

メンタルによる乱調を防ぐために、最も効果的なものは「慣れ」「成功体験」です。

こればかりは、実践の中で鍛えるしかありません。

キレやすい性格については、キレてしまった場面の「後に」反省会を持ったり、心理状況を整理するおまじないを作ることも良いはずです。

逆に自信がなく、ピンチで焦ったり、おどおどしたりする場合は、成功体験を積むためその場面を想定した練習を積むことが必要でしょう。

キャッチャーにタイムを取るタイミングを教えることも重要です。

やはり小中学生を相手に指導する場合は、人間教育も充実させることが必要ですね。

 

 

ストライクが入らないときって、確かに腕や手で調節しようとしてますね…

一球たろう
一球たろう

腕や手は繊細だからこそ、一定に保とうとすればするほど狂ってしまう。だから調子が悪いんだ。下半身の動きで調節しよう。

これらの4つのポイントができれば、安定しますかね?

一球たろう
一球たろう

とりあえず試合を「大炎上」させてしまうことは少なくなるだろうな。良いバッターでも10回の打席で3回ヒットを打てば「良いバッター」だ。逆に7回は凡打なんだからな。

ピッチャーのコントロールを良くするための練習

コントロールを良くする感覚と一緒に、感覚をつかむための練習も必要です。

すでに出てきた練習もありますが、こちらの練習をやってみてください。家でもできるようなものを紹介しています。

  • シャドウピッチング(通常・タイヤの上、平均台の上)
  • 下半身トレーニング

比較的簡単なものを紹介しています。ぜひお家でやってみてください。

シャドウピッチング(通常・タイヤの上・平均台の上)

シャドウピッチングをすることで、ピッチングフォームを固めます。

ピッチングフォームを固めることは、コントロールの向上に必須です。

また4ポイントでも紹介したように、コントロールの向上には下半身の使い方がかなり重要になります。目的に応じたシャドウピッチングをしましょう。

通常のシャドウ

まずは、通常のシャドウピッチングでフォームを固めましょう。家に大きな鏡があれば良いですが、泣ければ家のガラスに向かってやってみるのも良いです。ガラスの向こう側を暗くすれば、自分の影がよく見えますよ。

この際先述した「T」を意識したり、つま先や足の向きを意識しましょう。

タイヤの上のシャドウ

下半身のバランスを重視したシャドウピッチングでコントロールの向上が図れます。

大型トラックのタイヤがベストですが、なければ普通タイヤの上でもかまいません。(若干窮屈になりますが)タイヤから落ちないように、全力で腕を振り抜けるようになりましょう。

平均台の上のシャドウ

先ほども紹介したように、「平均台のイメージ」というよりは、「本物の平均台の上で」ピッチングをした方が、コントロールを向上させる上で効果的かもしれません。こちらの方が、よりリアルな感覚でシャドウピッチングを行えます。

平均台でなくても、木の板などでも代用できるのでおすすめの練習方法です。

下半身トレーニングはコントロールの向上に必須

下半身の使い方と同時に下半身の強化も必要です。

どちらにしろピッチャーという時点で野手以上に下半身の強化が必要なので、必ず取り組みましょう。

土台が安定しているからこそ、上半身も安定し、コントロールの向上につながります。

下半身のトレーニングで代表的なスクワットは、家でも取り組みやすいのでやってみるのも良いですね。

スクワットをする際の注意点は以下のようになります。

  • ひざがつま先から出ない
  • 姿勢はなるべく真っすぐ保つ
  • 腕で勢いをつけない
  • ひざより下にお尻を落とさないように

こちら↓の記事の後半で紹介している下半身トレーニングも重要です。ぜひやってみてください。

球速を上げるための下半身の使い方やトレーニング!初心者投手必見講座
この記事では初心者ピッチャーが球速を上げるために必要な、下半身の使い方やトレーニング方法が紹介されています。球速を上げようとすると、とくに初心者は上半身ばかりに力を入れがちです。しかし本当に必要なのは下半身の使い方。「ピッチャーは走り込みが大事」と言われるその理由とは──。下半身の使い方やトレーニングを初心者に取り組みやすい方法で紹介します。

全体的に下半身に関することが多かったですね。

一球たろう
一球たろう

やはり土台がブレないというのが大前提だからな。だからピッチャーはたくさん走らされるんだよ。

それだけ下半身を鍛えないと、ものにならないってことですね。

一球たろう
一球たろう

そういうこと。お前も先発したかったら、しっかりコントロールを安定させることだな!

分かりました!頑張ります!

ピッチャーのコントロール革命!4つのポイントと練習方法:まとめ

ピッチャーのコントロールが良ければ、監督としては試合の見通しを立てやすくなります。そのため先発としての起用をしたがるのは一球たろうだけではありません。

「試合を作る」ことは先発ピッチャーに求められる、大事な役割だからです。

ピッチャーがコントロールを良くするために押さえておくべきポイントは4つあります。

  • つま先と足の方向
  • 平均台に乗ったイメージで投げる
  • リリースを安定させる
  • 上半身ではなく下半身で調整

これらがコントロールの向上のコツです。

ピッチャーがコントロールを良くするために、フォームを固めるための「シャドウピッチング」、全体的なパフォーマンスの向上のための「下半身トレーニング」を積めば、コントロールは良くなります。

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