キャプテンがすることは何がある?一球たろう流キャプテンの選び方

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良き指導者のために
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野球、サッカー、バレーなど、ほぼすべてのスポーツチームには、キャプテン(主将)が存在します。

キャプテンに選ばれたら、何をするようになるのでしょうか。

また、指導者の目線から、キャプテンや副キャプテンはどのような性格の人物が良いのでしょうか。

一球たろう流、キャプテン・副キャプテンの選び方を紹介します。

一球たろう
一球たろう

野球指導歴11年の一球たろうが紹介します。

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キャプテンになったらやること・求められること

一球たろう
一球たろう

さーて、新チームの始動だ。まずは、キャプテン決めからだな…

おい。今日は新チーム初日だし、キャプテン決めからだろ?お前がやれよ!

俺は嫌だし!お前やれよ!

俺だって嫌だよ!キャプテンって何するか分からんけど、めっちゃ大変そうじゃん!

一球たろう
一球たろう

あー。これは今年もキャプテン決めが大変そうだな。

とまあ、このように。

新チームのキャプテンは誰がやるのか、基本的・超一般的・そこまで強くなチームは、大抵キャプテン決めでもめます。

もちろん、強豪チームでさえキャプテン決めに時間がかかることもあるでしょう。

監督にとって、新チーム一番の悩みどころがキャプテン・副キャプテンを誰にするか。

でも、ここで選択を誤ると、後のチームの雰囲気や士気、さらには実力にまで大きく影響します。

キャプテン・副キャプテンの選択に絶対的な正解はありませんが、一つの参考程度に、同じ指導者としての目線で一球たろうの考えを紹介します。

キャプテンがやること・仕事

そもそも、キャプテンの仕事・やるべきことは何があるのでしょうか。

大まかにですが、以下のようなことが考えられます。

  • チームの統率
  • 士気のコントロール
  • 監督・コーチの指示の伝達と周知徹底
  • 試合の準備(先攻後攻などのじゃんけんなど)

一番はチームの統率です。一球たろうは、キャプテンを「監督代理」と考えています。

また、「試合を実際にやっているプレイヤーの中の監督」とも思っています。

目に見えない、チームの雰囲気や士気を掴み、コントロールするのがキャプテンの最も重要な役目です。

では、雰囲気や士気をコントロールするキャプテンは、どのような性格の人物が向いているのでしょうか。

キャプテンに求められる性格

キャプテンに求められる性格は、とにかく部員から最も信頼されている性格の人物です。

  • ひたすらに真面目で一生懸命
  • 私生活でも悪い行いはしない
  • (監督に)従順

とにかく、キャプテンは部員に最も声をかける存在でもあります。

だから、その声に聞く耳を持っている部員が多くなくてはなりません。

つまり信頼される性格の持ち主です。では、信頼される人とはどんな人か。

真面目で一生懸命な人物です。

「あいつが言うなら仕方ない」と部員に思われるような性格の人物が、キャプテンの必須項目でしょう。

また、悪いイメージで聞こえますが、チームのもう一人の監督役を担う以上、監督の考えを熟知している人物である必要があります。

監督の言いつけを守ってくれる(従順)性格でなければなりません。

デキるキャプテン像

デキるキャプテンは、とにかく、チームの雰囲気だけでなく、部員一人ひとり、さらには監督やコーチの雰囲気を読み取ります。

そこにいち早く気付き、そして的確な声かけをできる人は、まさにデキるキャプテンでしょう。

  • 部員に監督より先に指摘する
  • 試合が悪い流れになっていることに気付き、タイムを取ったり、声かけをする
  • だらけそう、疲れている雰囲気を感じて、喝を入れたり、応援する一言をかけられる

このような行動をすることができれば、デキるキャプテンと言えます。

雑な言い方をすると、めちゃくちゃ空気読めて、その空気を変えることができる人物ですね。

ここに挙げていない通り、一球たろう流のキャプテン決めに「実力がある」は、選考項目にありません。

ベンチに座っているキャプテンだって、大有りだと考えています。

ただ、他人に信頼されるプレイヤーは、ある程度以上の実力があります。

結果的にレギュラーになっていることも多いですが、必ずしもそうある必要はない、と考えています。

副キャプテンになったらやること・求められること

ここまでキャプテンについて大きく触れてきましたが、実は、一球たろうは、チームで最も重要なのが副キャプテンだと思っています。

副キャプテンは、キャプテンの代理です。

副キャプテンがやること・仕事

一球たろうは、キャプテンを「監督代理」なら、副キャプテンは「キャプテン代理」と考えています。

その副キャプテンに最低限求める仕事が以下のようなことです。

  • キャプテンが活動しやすくなるための根回し
  • キャプテンよりも先にチームを統率
  • 嫌われ役

副キャプテンは、キャプテンがチームを統率するのに苦労していそうなとき、キャプテンとは違った視点で、部員に関わります。

キャプテンだって一人の人間。

そのキャプテンを嫌う部員だっているはずで、部員の数が多いチームほどそれは顕著でしょう。

その部員やいまいちキャプテンの声が届いていない人に、副キャプテンは声をかけます。

また、チームの雰囲気を「締める」ために、厳しい言葉をかけて嫌われ役を演じることも必要です。

キャプテンが部員から総スカンを喰らうと、本当にまとまらなくなりますからね。

副キャプテンは、本当に重要です。

副キャプテンに求められる性格

一球たろうは、副キャプテンを以下のような性格の持ち主に任せています。

  • 影響力のある人間(若干やんちゃ小僧)
  • 実力のあるレギュラー
  • 負けん気が強い
  • 兄貴肌

乱暴な言い方をすると、いわゆるスクールカーストの上位にいるタイプの人間です。

とくに学生時代、このタイプの人間は周りへの影響が大きく、チームの雰囲気の命運をにぎっていると言ってもいいでしょう。

そのやんちゃ坊主に、役割を与えて箔をつけ、チームを指揮させる。

ただし、それはあくまでもキャプテン(監督代理)の下での活動です。

だからこそ、暴走を防ぐことができます。

副キャプテンが、キャプテンより率先して動くチームは、本当に堅いです。

守備においては、崩れることがありません。攻撃においては、ベンチでうるさく盛り上げてくれます。

これまでの指導歴の中で、最も価値進めたチームは、副キャプテンがまさに上記のような人物でした。

しかも二人も副キャプテンがいました。副キャプテンには、人数制限を設けていません。

キャプテンと副キャプテンが機能するチームはマジで強い

ここからは、一球たろうが見てきた、キャプテンと副キャプテンが機能したチームの様子を紹介します。

マジで強いチームでした。

副キャプテンがキャプテンのために動く

チームの声が出ていない、とくに下級生がいまいち声が出せていない(遠慮からか?)。

その場合、副キャプテンが「声出せ~~」と言います。

もちろん下級生だけでなく、同級生であったり、エラーをした人にもこう言います。

キャプテンがやることを、先に副キャプテンがやっているのですね。

でもちゃんと副キャプテンは言っていました。

「(キャプテンの名前)がブチ切れる前に、ちゃんと声出せ~」と。

何より大事なことは、ここで監督も雰囲気が盛り上がっていないことを感じていても、何も言っていないことです。

このようなチームの監督は、本当に楽です。戦略に集中することができます。

絶体絶命のピンチ。副キャプテンが言った一言

大会で強豪チームとの対戦。同点でありながら、1アウト満塁の場面を迎えました。

バッテリーは、二人とも副キャプテンです。

  • キャッチャー「1アウト!近いとこゲッツー!ここ凌いで攻撃するぞ!声出せ!」
  • ピッチャー「三振は無理!打たせるから、任せた!」

キャッチャーは守備の確認、そしてピッチャーは、戦力分析から導き出される答えを、面白く伝えました。

大会であること、1点も取られたくないのに大ピンチであることから考えると、強心臓な二人の発言だと思います。

やんちゃタイプは強心臓が多いですよね。

結果、6-2-3のゲッツーでピンチをしのぎました。

このようなチームは、本当に守備が堅く、崩れません。詰まる所、大量失点がないのですね。

キャプテンと副キャプテンの仲が良く雰囲気をつくる

キャプテンは、人から信頼される性格の持ち主。

副キャプテンは、人への影響力が大きい性格の持ち主。

これがかけ算したときのチームは、はっきり言って監督不要のチームです。

だって、監督代理が勝手に監督をするし、キャプテン代理がキャプテンの役割を担います。

この二人は、自然と仲が良くなります。なぜなら、同じ方向を向いてチームを鼓舞しているからです。

一人はひたすらに真面目、もう一人はやんちゃ系。

性格が違っていても、目標や向いている方向が同じであれば仲が良くなるのでしょう。

試合になれば、協力してチームを盛り上げてくれます。何度も言います。そうなれば監督は不要です。

監督が監督業に専念できる

小・中・高いずれにしろ、この頃の野球チームの監督は、戦術家でありながら、チームの統率役です。

しかし、統率の役割をキャプテンと副キャプテンが担ってくれるならば、監督は戦術家に専念できます。

自チームが守備している間、スコアボードを見ながら、次の回の攻撃の予定を立てられるのですね。

「こいつが出たら走らせよう」「こいつが出たらエンドランでいいかな」。

そうしている間、守備の方はキャプテンと副キャプテンが勝手に盛り上げ、勝手に作戦を出して、勝手に守って帰ってきます。

円陣を組んだ時、作戦を伝えられるわけですね。

先に何をやるか分かっていれば、選手にはその準備ができます。

準備ができた上での攻撃は、失敗が少なくなります。そりゃ堅い攻撃ができますよね。

でも、監督や指導者には、他にもやるべきことが盛りだくさん。以下の記事で紹介しています。

勝つチームはこうしてる!監督とコーチの役割と分業体制づくり
この記事では、監督とコーチの役割と分業体制づくりについて紹介しています。指導者という枠組みでは同じですが、監督とコーチには明確に役割の違いがあります。とは言っても、その線引きが難しいのも現実です。ではどうやって監督とコーチの役割を明確にし、分業できる体制をつくるのか。経験者目線で紹介します。

キャプテンがすることは何がある?一球たろう流キャプテンの選び方:まとめ

キャプテンがやることは、とにかくチーム全体・一人ひとりの雰囲気を察して、先に声かけして士気をコントロールすることです。

そのための性格は、とにかく真面目で一生懸命で、「あいつが言うなら仕方ない」と言わせる人物が良いでしょう。

副キャプテンは、一球たろう的には最も大事なポジションだと考えています。

副キャプテンは、キャプテンの仕事を率先してやり、かつ、嫌われ役を買うことができる性格の持ち主が向いています。

やんちゃ系の人物は、ピッタリの人材です。

キャプテンと副キャプテンが機能すれば、監督は戦術家としての手腕を発揮することができます。

そういうチームは、マジで強いです。

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