三振・内野ゴロの山を築くスライダー!握り方や投げ方を徹底解説!

スポンサーリンク
ピッチング
スポンサーリンク

スライダーは三振・内野ゴロを狙える変化球です。その握り方や投げ方は、少しコツが要りますが比較的簡単。

スライダーの握り方と投げ方を覚えて、投げられる球種を増やしましょう。

カーブと少し似ている点もあります。カーブとスライダーを投げられれば、かなり投球に幅が増え、打者も絞りづらくなるはずです。

一球たろう
一球たろう

野球指導歴10年の一球たろうがご紹介します!

スポンサーリンク

2種類のスライダー!縦と横の曲がりで打ち取る

監督!俺そろそろ新しい変化球を覚えたいです!カーブはそれなりに自分のものにできました!

一球たろう
一球たろう

そうだな。俺もお前の投球にもう少し幅が出ると、作戦も考えやすいと思っていたところだ!

そこで相談なんですけど、スライダーってどう思います?なんか、カーブと似たところがあるみたいなので。

一球たろう
一球たろう

握り方はかなり多いが、まあ良い考えだと思うぞ!とは言ってもスライダーにも種類があるから、どっちを投げたいのかを考えながら紹介していこう!

(カーブの投げ方についてはこちら!)

【カーブの教科書】カーブの投げ方や種類、タイミングを徹底解説!
この記事ではカーブの投げ方や種類が、画像付きで初心者にも分かりやすく紹介しています。カーブは初心者でも比較的簡単に習得しやすい変化球と言われます。ただ一言にカーブと言っても、投げ方や種類はさまざまです。カーブは意外と感覚に頼って投げる人もいるので、自分に合う投げ方を探しましょう。

スライダーは大きく2種類。

それらを投げ分けることができると、ピッチャーとしてかなり投球幅が大きくなります。

高校野球を見ていても、大抵三振を奪う変化球と言えばスライダーです。つまりスライダーを覚えると、奪三振の可能性が上がるということですね。

スライダーの種類1:横スライダー

スライダーの種類1つ目は横に滑るように曲がるスライダー(横スライダー)です。

カーブの軌道よりも真横に近い形で曲がる変化球で、右投げの投手が右打者に対して投げると、アウトコースの方向に変化する球種です。

このスライダーの球速が速くなると、Hスライダー(高速スライダー)と呼ばれ、基本的にストレートの球速が速い投手ほどHスライダーと言われています。

ただ厳密な定義はないため、Hスライダーと言っても縦に曲がるスライダーのことを指すこともあるようです。

スライダーの種類2:縦スライダー(Vスライダー)

 

スライダーは横の変化だけでなく、縦の変化を起こすこともできる球種です。

縦のスライダーの場合、Vスライダーと呼ばれることがあります。高校野球などを見ていると、三振を取る球種として縦スライダーを投げることが多いですね。

縦スライダーが速く・キレが良く・低めに集められると、はっきり言って消える魔球になります。

簡単な握り方順に教えます!スライダーの握り方と投げ方

変化球の握り方は、はっきり言って人それぞれです。指のどこに力を入れるか、どんな風に投げるか、どう曲げるかは、ピッチャーのクセにもよります。

ここでは代表的で、比較的簡単なスライダーの握り方を3つ紹介します。

スライダーの握り方と投げ方:ストレート(4シーム)に近い握り方

 

一番簡単なスライダーの握りは、ストレート(4シーム)に近い握りです。

まずはストレートの握りをして、それから少し右に人差し指と中指をずらします。

そのまま投げても、スライダーの曲がりをしますが、人によってはリリースする瞬間に中指を力強く押し出す選手もいます。

スライダーの握り方と投げ方2:カーブに近い握り方

 

カーブは比較的簡単に投げられる変化球の一つです。その代表的な握り方が、ボールの縫い目を対角線で握り、指を引っかけるようにして投げる投げ方。

カーブの握りでは大体人差し指と中指の間に縫い目が来るように握りますが、スライダーの場合それを少し←にずらします。

中指の右側にボールの縫い目がかかるように握り、引っかけるようにして投げると縦のスライダー手首で横に捻るように投げると横のスライダーになります。

スライダーの握り方と投げ方:ツーシームに近い握り方

ツーシームの握り方をし、そこから人差し指をボールの真ん中、中指は変わらず縫い目にかかるように握ります。

ストレートに近い握り方と同様に、そのまま投げても良いし、中指に力を入れて投げる選手もいます。

どちらにしろ、自分にはどういう握り方投げ方がやりやすいのか、いろいろ試してみると良いです。

一球たろう
一球たろう

スライダーの握り方だけでなく、変化球は曲がりさえすれば多種多様の握り方がある。

本当にそうみたいですね。

一球たろう
一球たろう

ただ投げやすい=自分の球種になる、わけではないからな。結局コントロールだったり、変化幅キレ打ち取るボールなのか空振りをさせるボールなのか、も考えないといけないぞ!

スライダーの投げ方のコツ

スライダーだけに関わらず、投げる瞬間どのように投げるのかも変化球の大事なところです。

色々な投げ方があるので、自分の中でどれがしっくりくるか試してみましょう。一方スライダー全体で共通することもあります。

スライダーの投げ方のコツ1:ストレートと同じ腕の振り

スライダーなので、ストレートとの球速差はあまりないほうが良いです。

これがカーブになると、球速差でタイミングを外すため「抜く」という投げ方があります。しかし、スライダーを投げる時はストレートを投げる時と同じ力強さで腕を振り抜きましょう。

バッターによっては、腕の振り抜きが遅くなっただけで勘づく人もいます。

スライダーはストレートに見せかけて、変化のキレで打ち取ることが理想です。下の項目で紹介する、どの投げ方にも共通するコツなので、確認してください。

スライダーの投げ方のコツ2:手首より先はいろいろ

腕の振りはストレートと同じかもしれませんが、手首より先は一言にスライダーと言っても投げ方は様々です。

  • 指先の力の入れ具合を変える(人差し指が強かったり、中指が強かったり)
  • 引っかくように投げる
  • 手首を捻らせながら投げる

スライダーの握り方の中でも紹介しているように、握り方に対する基本的な投げ方はあります。

ただ、それがすべてではないので、自分の感覚にフィットし尚且つ求めているもの(変化幅やキレなど)に変化するスライダーを探しましょう。

求めているもの…どんなのがいいですか?

一球たろう
一球たろう

初めてスライダーを投げる、というのであればコントロールがつけやすい投げ方でいいんじゃないかな。ストライク・ボールを投げ分けれないと使い物にならないし。

三振・内野ゴロの山を築くスライダー!握り方や投げ方を徹底解説!:まとめ

スライダーには「縦スライダー」と「横スライダー」があるため、他の変化球とも合わせると投球に幅が出ます。

スライダーの握り方はたくさんありますが、基本的にはストレート・カーブ・ツーシームの握りから「少し指をずらす」握り方が簡単です。

スライダーの投げ方で共通することは、腕の振りはストレートと同じということ。手首より先は指の力の入れ具合・引っかく・手首を捻る、などたくさんあります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
一球たろうをフォローする