春の選抜甲子園無観客試合は賛否両論。球児の夢は?成長は?

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この記事では新型コロナウィルスにより、春の選抜甲子園が無観客試合で行われる措置(2020年3月7日現在)についての意見表明を行っています。

春の選抜甲子園は無観客試合での開催、または中止の判断が迫られています。

賛否両論、さまざまな意見が飛び交っていますが、みなさんはどう思われますか?

一球たろう
一球たろう

とても苦しい判断なので、無責任な意見は避けつつ、野球指導者としての目線からお伝えします。

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新型コロナウィルスによって春の選抜甲子園はどうなるのか?

2020年新型コロナウィルスによって、春の選抜甲子園の開催が危ぶまれています(3月7日現在)。

誰だって選抜甲子園が中止になって欲しいなんて思っていません。

しかし世界全体の脅威となっている事態に、苦渋の判断は迫られています。どのような意見があるのか見ていきましょう。

選抜甲子園は無観客試合で開催する

現在のところ出されている案は「無観客試合で開催」です。

一球たろう自身の意見を出すとすれば開催するだけありがたいという考えです。

やはり甲子園という夢のかかった舞台、しかも春の選抜は21世紀枠があり、常連校ばかりじゃない高校が出場するので夏とは違った楽しみがあります。

また、甲子園に出場することで選手は大きく育つもの。

  • 大勢の観客の中で試合をする経験
  • 夢の舞台で試合をするということの意義
  • 甲子園独自の雰囲気や相手チーム

これらを経験できるのは、甲子園という舞台以外ありません。

そもそも高校球児はここを目指しているのであって、それを主催側の判断で中止にしてしまうのはかわいそうという意見が大半です。

甲子園のみ開催という批判もある…

コロナウィルスの影響はもちろん甲子園だけにとどまりません。

高体連が主催する大会はほとんどが中止を判断しました。その一方「なぜ甲子園だけが行われるのか」という批判も起きています。

近年高校野球は批判の的にされることが多くあります。「投げすぎ」「炎天下」「残酷ショー」…

そして今回は「甲子園だけするなんて」との批判です。

もちろん、感染拡大防止のためにはなるべく人が密集しないように、関わらないようにすることが大切です。

甲子園を開催すれば、全国の高校が集まるわけで、もしもの事態を考えるとこの意見もうなずけます。

一球たろう的には「開催してほしい」

やはり春のセンバツ高校野球は開催してほしいというのが、野球に関わってきた者としての意見です。

指導者の視点から見ると、やはり選手の頑張りを知っているから──。

そしてこちらも「甲子園出てこい」という思いで選手を高校に送り出しています。

現在はさまざまなスポーツが注目されていますが、やはり日本人は「野球好き」が多いのも現実。

コロナウィルスによって学生たちは卒業式や学校生活が奪われています。経済もなかなか思うように回りません。

外を歩こうにもマスクが必要だし、そのマスクもほとんど売り切れ状態…

オリンピックが開催される年なのに、出だしが最悪な始まり方の2020年。どこからこの流れが変わるのでしょうか。

いや「変えるべき」なのでしょうか。

新型コロナウィルスは絶対にいずれ落ち着くはず。しかし一生に一度の甲子園という舞台でプレーをする思い出は、奪われると一生引きずります。

すでに学生たち自身も多くのものをコロナウィルスに奪われてきました。とは言っても奪う選択をしているのは、私たち自身です。

何かと「責任」ばかり追及し「リスク」を恐れる日本人。

ビジネスジャーナル
ビジネスジャーナルは、消費者が企業の活動に抱く疑問を専門家の知見や当事者への取材を交えて考察し、消費者・企業の双方に有意義なフィードバックを提供します。

この記事の中でもあるように、甲子園開催を応援する人はたくさんいます。

里崎選手が言うように「すべて自己責任」の名のもと、開催するのはどうでしょうか。

とにもかくにも、最近批判されることが多い高野連の今回の判断に対して、一球たろうは

 

よくやった

 

と評価したいですね。

春の選抜甲子園無観客試合は賛否両論。球児の夢は?成長は?:まとめ

新型コロナウィルスの影響で、春の選抜甲子園は無観客試合での開催になりそうです(中心の可能性も3月7日時点ではあり)。

しかし、「野球だけ特別扱い」「他の高体連は中止を選択している」という批判もありますが、現状開催をする方向で動いています。

一方開催を応援する声も多く、一球たろう自身も今回の高野連の選択に「よくやった」と言いたいです。

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