グローブはオールラウンドを購入!その選択ちょっと待って…

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守備
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この記事ではこれから野球を始めようとする方に向けた、絶対にやってはいけないグローブの選び方を紹介しています。

野球を始めるけど、グローブは何を買えば…?オールラウンドってあるじゃん!これならどこでも対応できる!

…と思っていた一球たろうは失敗しました。オールラウンドのグローブを買うべきでない理由を紹介します。

一球たろう
一球たろう

一球たろうの経験に基づいた、オールラウンドのグローブを買うべきでない理由を紹介します。

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オールラウンドのグローブは購入すべきでない!?

父ちゃん!俺、野球したい!野球したすぎて、夜も眠れない!授業中も頭の中は野球のことしかないから、野球させて!

授業中までそうなってしまうと、親としては困るな…よし、じゃあグローブ買いに行くか!

よっしゃーーーーーー!!!!!!

んで。俺は野球したことないんだが、どんなグローブを買えばいいんだ?

そんなの俺も分かんないよ…

おっ。今調べてみたけど、「オールラウンド」ってやつがあるぞ。これは全部のポジションいけるってことじゃないか?

(もしもこれから野球を始めるのであれば、こちらの記事が今後非常に役に立つと思います)

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現在、ここで止まっている方。本当に良かったです。そのオールラウンドは「オールラウンド」ではありません。

一球たろうの経験から言うと、どこのポジションでも使いにくい(最初は気付かないかもしれませんが)グローブです。

知識もなく、初めてグローブを買うのなら当然オールラウンドは魅力的な響きがあります。だって、どこのポジションするか分からないですもんね。

ただし、グローブはそう何度も購入するものでもありません。

一度購入すれば、大事にする限り何年経っても使えます(一球たろうのグローブは、小学校のころから使っています)。

だからこそ、一発目のグローブ購入は大事に選択したいところです。

オールラウンドのグローブを購入すべきでない理由

ここからは、一球たろうが野球を始めるときにオールラウンドのグローブを買って、その後後悔した経験を紹介します。

内野用、外野用、オールラウンドのグローブの違い

 

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 基本的に野球のグローブは、内野用が(指が)短く、外野用が長く作られています。

また、内野用はポケット(ボールを捕球する面)が浅く、外野用は深い作りです。図にするとこんな感じ。

グローブの(指)の長さ ポケットの深さ
内野用 短い 浅い
外野用 長い 深い

これは内野は、捕球後どこかに素早く送球する必要があり、外野は捕球することに重きを置いたグローブになっているから。

オールラウンドは大抵、内野用と外野用、それぞれの長さとポケットの深さの中間くらいのグローブです。

オールラウンドのグローブを外野で使ってみた

大抵初心者は外野から経験させられますが、オールラウンドのグローブではやはり捕球がしにくいです。

先輩の外野用グローブを試したとき、革命を受けました。とても捕球しやすいんです。

とくにゴロをさばくとき、指が長いので腰を落とさなくても良いので、次の動作につながりやすかったイメージがあります。

オールラウンドのグローブを内野で使ってみた

しばらく外野で使われた後、体が大きいという理由でサードを守ることになりました。

そこでノックを受けてみると、どの内野手もやはり捕球後の送球が速いのです。そこで、先輩にどうするのか聞いてみると「当てどり」を教えてもらいました。

当てどりというのは、ほとんどグローブを閉じず、手のひらでボールをはじいて投げ手に持ち替える技術です。

これをやると、持ち替えがとても早くなります。いろいろ教えてやってみたところ、先輩のグローブではやりやすいのに、オールラウンドのグローブではやりにくかったです。

なぜなら、ポケットが中途半端に広く、グローブがボールを捕球し閉じてしまうから。内野手用でないと、当てどりはできないのです。

キャッチャーやファーストもやってみた

僕はあまり守備が得意ではありませんでした。だから、当時の監督も困ったと思います。とりあえず体が大きいということから、次にやってみたポジションがキャッチャーやファーストでした。

しかし、キャッチャーやファーストは特殊なポジションです。なぜなら、この2つのポジションだけ「~ミット」という専用のグローブがあるからです。

しかも大抵それらのミットは、チームが自費で購入している割合が高く、オールラウンドのグローブの出番がありません。

キャッチャーとファーストをしているときは、ほとんどオールラウンドのグローブは使わなかったですね。

高校に入学するとき性懲りもなくオールラウンド

 

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 僕が高校に入学して野球部に入るとき、性懲りもなく「どこのポジションするか分からないから」と、オールラウンドのグローブを購入しました。

そのグローブは、結局1年ほどしか使っていません。まずは外野から入り、3年生が夏に引退すると、レギュラーとして出場していました。

僕は今後も外野を続けると思い、思い切って外野用グローブを購入します。しかし、その1か月後に内野へコンバート。

仕方なくオールラウンドのグローブでやりますが、やっぱり使いにくい…

結局内野も転々とし、最後はファーストに落ち着いたため、ファーストミットを購入します。

ね?無駄ばかりでしょ?

オールラウンドのグローブの使い方

それでも、やはり自分のグローブというのは愛おしいもの。ずっと大切に整備は欠かしていませんでした。

そこで考え付いた、使いにくいオールラウンドのグローブの活路。それがこちらです。

  • 雨の日用
  • (ファーストをやっていましたが)急遽別のポジションをする緊急用

外野用やファーストミットは、きちんと型も作り、あまり雨に濡らしたくありませんでした。なので、雨の日用としてオールラウンドのグローブを使用します。

また、試合などでもしかすると緊急で別のポジションをするかもしれません。その時用にオールラウンドのグローブは持って行っていました。

これも苦肉の策です。本来ならば、例えば最初から外野用のグローブを購入しておけば、3年間で1度だけ別のグローブを購入すれば良かったのです。

しかし、オールラウンドを購入すると、ポジションに定着すると一度、コンバートされればもう一度グローブを購入しなければならない状況になります。

買わなければ良い…とは言いますが、やっぱり欲しいものは欲しいのです。だから、経費削減・よりよい守備のため、オールラウンドは購入すべきでありません。

監督がいろいろなポジションを経験していることに驚きました。

一球たろう
一球たろう

まあそれは指導者にもよるな。俺の高校の監督は、コンバートするのが好きだったようだからな…さすがに外野用グローブ購入の1か月後に内野へコンバートはしんどかったが…笑

グローブはオールラウンドを購入!その選択ちょっと待って…:まとめ

オールラウンドのグローブを購入しようとしているのならば、ちょっと待ってください。

オールラウンドのグローブは、内野をやれば持ち替えがしにくく、外野をやれば捕球がしにくくなります。やはり、どちらか一方でも良いので、そのポジションに特化したグローブを最初は購入すべきです。

オールラウンドは本当の意味でのオールラウンドではありません。

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