難しいキャッチャーフライを簡単に捕球するコツ4選!

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守備
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キャッチャーをやっていると必ずぶち当たるのがキャッチャーフライ。

通常のフライと比べて、キャッチャーフライは打球が真上に上がり、防具をつけているので捕球しにくいです。

そのキャッチャーフライを捕球するための4つのコツを紹介します。この記事を読むことでキャッチャーフライを克服し、「守れるキャッチャー」を目指しましょう。

一球たろう
一球たろう

学生時代にキャッチャーを経験し、野球を10年指導してきた一球たろうが紹介します。

(もしも「ノックでキャッチャーフライが打ちたい」と思っている方は、こちらの記事で紹介しています)

ノッカーの腕の見せ所!高~いキャッチャーフライの打ち方
この記事ではノッカーの腕の見せ所の、キャッチャーフライの打ち方を紹介しています。試合前ノックはある意味試合前の監督同士の戦いです。とくにキャッチャーフライは、全員が見ている中での最後の腕の見せ所で、ノッカーのノック技術が試されます。キャッチャーフライの打ち方のコツを覚えて、かっこよくノックを締めましょう。
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キャッチャーフライはなぜ捕球するのが難しい?

監督。今日キャッチャーのあいつが風邪で来れないらしいです。

一球たろう
一球たろう

おう。知ってる。だからお前が今日はキャッチャーやれな。

ええ!?!?俺キャッチャーなんてまともにやったことないですよ。キャッチャーフライとか取れる気しないですし。

一球たろう
一球たろう

うまくやれとは言わないよ。配球はこっちからサイン出すから、キャッチャーフライだけ捕球できるようにしとこう!

キャッチャーをやっているとぶつかる壁、それがキャッチャーフライです。通常のフライと違ったその打球は、なぜ捕球が難しいのでしょうか。

  • 打球が真上に上がる
  • 風やスピンで押し戻されるので、捕球体勢を取りにくい
  • 防具が邪魔
  • 座っている状態から、立って捕球体勢を整えるのはキャッチャーしかありえない

これらの問題点があるため、キャッチャーフライは何度も経験が必要なのです。しかし、4つのコツを押さえておけば、キャッチャーフライは簡単に捕球できます。

どのコツも大切ですが、おそらく「すべてできていない」という人はいません。自分がどのコツができていないのか確認し、そのコツを習得する練習を反復すれば苦手なキャッチャーフライも捕球できます。

キャッチャーフライ捕球のコツ1:防具(マスク)はすぐに取る

キャッチャーフライを初めて経験する人は、大抵マスクをつけたまま捕球しようとします。

実はキャッチャーフライで大事なことは、すぐにそのマスクを外すことです。真上に上がる打球を見なければいけないので、マスクがあると頭が重くなり、首が安定しません。そのため、目線がブレます。

目線がブレるというのがバッティングでも守備でも良くないこと。

打球が上がったと思うと、すぐにマスクを外す練習をしましょう。

丁寧にマスクをつかんで外す必要はなく、自分のマスクに手のひらでアッパーするようにすれば(飛ばし過ぎに注意)、簡単に外せます。

キャッチャーフライ捕球のコツ2:打球が上がったと思ったらすぐに真上を見て「反転する」

キャッチャーフライで一番難しいのが、真上~真後ろに上がった打球です。なぜなら左右や前方に上がった打球は、比較的目で追いやすいから。

一方、真上~真後ろの打球は目で追いにくく、経験者はバットとボールが当たった瞬間の映像と経験を基に「真上だ」と判断します。なので、初心者はまず打球が上がったと思ったら真上を見ましょう。

そして、マスクを外しながら立ち上がったとき、ピッチャーに背中を向けるようにしてボールを探します。

打球にスピンがかかりやすいキャッチャーフライは、風やボールのスピンによってバックネットからインフィールド方向に打球が変化しやすいです。それは、高い打球であればあるほどそのように変化します。

その変化する打球を捕球するために、キャッチャーフライが上がった瞬間は体を反転させましょう。

キャッチャーフライ捕球のコツ3:左肩の上で捕球する

どうしても真上にフライが上がるため、キャッチャーフライをデコで捕球する形になりがちです。しかし、当然ながらデコでグローブを構えるとボールが見えなくなります。

それを防ぐために、左肩の上で捕球しましょう(左投げの方は右肩…あまりいないかな…でも以前いたな…)。

プロテクター(胸)の前で抱えるようにして捕球する方法もありますが、あまりおすすめしません。

打球に強烈なスピンがかかっているため、プロテクターとグローブの中でボールが暴れます。その結果すき間からボールが出ていくことがあるからです(個人的に経験あり)

キャッチャーフライ捕球のコツ4:ボールに対して、捕球面を大きく見せる

キャッチャーフライは真上からボールが落ちてきます。普段そのような打球はさばきません。

そのため、落下してくるボールに対してグローブの捕球面が、きちんと向いていないことがあります。

普段のキャッチボールでも、向かってくるボールに対してグローブの面が、大きく見えるように構えないと捕球できません。

(え?あまり意識したことなかった。という方はこちらの記事を参照してみてください。バスッとボールがグローブから出てしまう人には、有効的な記事です。)

キャッチボールでうまく捕球したい...捕球するための基本とは?
この記事では野球初心者がキャッチボールでうまく捕球するために必要な基本が紹介されています。キャッチボールで基本ができていないのか、うまく捕球できない...体から遠い、低いボールは捕球しにくい。今回は初心者が身に付けるべき、キャッチボールの捕球の基本を紹介します。

キャッチャーフライの場合、打球が真上からやってくるので、意識的にグローブを大きく見せるようにしましょう。

とりあえずこの4つだけやれば、キャッチャーフライが捕球できますか?

一球たろう
一球たろう

いける×2!捕球ができたら意外とキャッチャーフライは面白いぞ!

そうなんですね。分かりました。頑張ってやってみます。

一球たろう
一球たろう

それと、自分が取る意思表示(大きな声を出す)はしっかりやっとけよ。内野手や投手も追いかけてくるからな。

(あとは何度も動画で見てイメージを膨らませよう!)

難しいキャッチャーフライを簡単に捕球するコツ4選!:まとめ

キャッチャーフライを捕球するのは、キャッチャーを始めた人の最初の壁になります。

まずはキャッチャーフライが上がった瞬間

  1. マスクをすぐに取る
  2. 体を反転してバックネットを向く

を行います。そして捕球するときは

  1. グローブの捕球面が大きく見えるように構える
  2. 左肩の上で捕球する

これらのコツを実行できれば、キャッチャーフライは簡単に捕球することができます。

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