野球を始めたばかりの初心者におすすめのバットの4条件に納得!

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バッティング
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「子どもが野球を最近始めたけどバットはどれが良いの?」

親が野球経験者でもない限り、初心者におすすめのバットなんて分かりませんよね。

少年用でも3万~5万のバットがずらずらと並び、簡単に出せる額ではありません。

そこで、指導歴の長い一球たろうが、初心者におすすめのバット選び4条件をご紹介します。

一球たろう
一球たろう

野球指導歴10年の一球太郎がご紹介します。なお、メーカーのしがらみもないので、忖度一切なしの「一球たろうならこれを条件に」を基準にしています!

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初心者におすすめのバット選び4条件

バットは、大抵どのチームにも常備されているものです。

しかし、どのバットもボロボロだったり、ひどいときには傷やへこみがあったりもします。

自分にとって合わないバットしかない場合も多いです。

だから、可能であれば自分専用のバットを一本持っておきましょう

おそらく買うのは保護者。そしてこれを見てるのも、野球初心者の保護者のはず。

一言にバットと言っても、ウェイトやバランス、長さなど様々で、どれを選んでいいやら分かりません

そんな風に迷って、この記事にたどり着いた保護者の方に伝えます。

バット選びの4条件は、「飛距離」よりも「当てやすさ」や「振りやすさ」を重視することです。

条件1:ミドルバランスまたはカウンターバランス(ニアバランス)

ミドルバランスまたはカウンターバランス(ニアバランス)は、コントロールがしやすいバットです。

バットのバランスには、トップ・ミドル・カウンターの三種類があります。

トップは長距離砲用、ミドルは中距離、カウンターは短距離用バットと思って良いでしょう。

トップバランスは打球は良く飛びますが、そもそもミートが難しい初心者は性能をうまく引き出せません。

バットに当てる確率を高めるためにも、ミドルバランスまたはカウンターバランスを選びましょう。

一球たろうの経験上、ミドルバランスは今後も活躍するバットなので、ぜひミドルバランスを!

振り抜きやすいバットこそ「長打」「打率」の向上につながる!?
一球たろうの経験談ですが、間違いなく「長打」と「打率」の向上につながったバットを紹介しています。バットを選ぶ際、「長打」を求めれば「打率」が奪われます。トップバランスは長打が出やすいですが、芯が重く、ミートしにくいんですよね。これがセオリー...だと思っていました。が、一球たろうにはあてはまらないセオリーでした。

条件2:同じバットでも「短い」方を

バットが短い=軽い=振りやすい=バットに当てやすい

まだバットを振る力のない初心者は、よく「バットを短めに持て」と言われますよね。

なお、一球たろうは、あまりグリップを短く持つことは好きではありません。

余ったグリップがスイングするときに邪魔だからです。

でも、短く持つことはやはり、当てやすさにつながることは確かです。

同じタイプのバットでも、大抵1cmずつ長さが違うものが3タイプ程度用意されています。

そのうちの短いバットを選びましょう。

条件3:グリップをにぎったとき握りやすい

グリップ

「グリップ!?」と思うかもしれませんが、握りやすいグリップは、バットコントロールを飛躍的に向上させます。

何度も言いますが、初心者で一番難しいのはボールにバットを当てることです。

ボールに当てるためには、バットを思い通りにコントロールする必要があります。

「そんな難しいの?」と思う方はぜひ一度、初心者に置きティーをさせてみてください。

きっと当たりません。ボールが止まっているのに。

つまり初心者は狙ったところにバットを通過させるコントロールがないのです。

バットコントロールを向上させるには、まずバットと手の感覚をアジャストさせることが必須。

グリップのフィット感には、バットグリップの金属部そのものの細さとグリップの素材や穴のタイプが関わります。

まずは自分に合うグリップのバットを選びましょう。

お店では、試供品がたくさん置いているので、自分の好みを見つけ出してください。

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条件4:全日本軟式野球連盟公認マーク(J.S.B.B)入り

超基本的なことですが、公式戦では全日本軟式野球連盟公認マーク(J.S.B.B)が入っていないバットは使用できません。

練習で使っているのに、公式戦で使えなかったら意味ないですよね。

大抵のスポーツ店で売られているバットにはついていますが、中古ショップなどで買う場合は注意してください。

バット選びで気を付けておきたいこと

次は、バットを買うにあたっての注意点です。

かなり個人的な見解も入っていますので、参考程度にしてください。

「よく飛ぶ」は身体能力が向上したわけではない

「よく飛ぶ」バットを使うせいで、高校で活躍できなくなる可能性があります。

近年の金属バット性能の向上は、目を張るものがあり、日進月歩という状況です。

しかし、それがあだとなることがあります。

軟式において、実力以上の結果となってしまうのです。

例えば、一本すべてがウレタン素材のバットもあり、バットのどこに当たってもある程度飛距離が出せます。

その結果、ミート力を鍛えないまま小学生・中学生の時代を過ごしてしまい、ウレタン素材の無い高校野球で打てなくなるのです。

だから、一球たろうは学生時代からウレタン素材は使わないようにしてきました。

また、指導している選手に強制はしていませんが、理論は伝えています。

ウレタンを禁止するようになってきている

ウレタン素材禁止ルールが登場!?その理由と次に使うべきバットは?
ビヨンドマックスなどが代表的なウレタン素材のバットがNPBジュニアトーナメントで禁止されました。となると必然的にホームランの数が減ると予想されます。このルール変更は、一般の軟式少年野球や中学野球にも影響を与えるかもしれません。もしウレタン素材が禁止されたら?その場合にはミドルバランスの振りやすいバットをおすすめします。

上記の記事にあるように、よく飛ぶバットを禁止する大会が出るようにもなっています。

おそらく、この流れは少しずつ拡大していくのではないでしょうか。

しかし、ここまで書いてきたものの、その場限りの試合で言えば、打撃成績が上がるのも事実です。

正直な話、一球たろうが持つチームがまだまだ弱かった時、よく飛ぶバットに頼りました。

その結果ヒットは増えました。

格好良く「よく飛ぶバットは高校野球につながらないから使うな」と言いたいところですが、目の前のヒットに欲が出るのも事実です。

一球たろう
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さて、初心者におすすめのバット選びの条件は理解できたかな?

「当てやすさ」と「振りやすさ」を重視することですね!

一球たろう
一球たろう

そう!そのためには、グリップにもこだわって選ぼうな!

野球を始めたばかりの初心者におすすめのバットの4条件に納得!:まとめ

野球を始めた初心者であれば、「当てやすさ」と「振りやすさ」を重視したバット選びを心がけてください。

  • ミドルバランスかカウンターバランス(ニアバランス)
  • 同じバットでも「短い」方を
  • グリップにこだわれ
  • (当たり前だけど)J.S.B.Bマークのあるものを

バッティングが良くなれば、本当に野球が楽しくなります。

ぜひヒットを量産できるバットを選んでください。

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