軟式でヒットの確率を上げる方法!初心者が使うべきビヨンドはこれだ!

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この記事では軟式野球初心者がヒットの確率を上げるために選ぶべき、ビヨンドマックスのバットはどれかを紹介しています。「ヒットを金で買え」革命的な一言でした。

初心者のヒットの確率を上げるならお金で解決できるそうです。この一言は、あるチームの監督から言われた言葉。僕にとって「道具と野球の関係」について深く考えさせられる機会となりました。

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ヒットの確率を上げるバット!ビヨンドマックスとは

監督。この前守備で守ってた時の相手のバット。なんで音が「カーン」じゃなくて「パコッ」って鳴るんですか。めっちゃ打球早いし…

一球たろう
一球たろう

あれはミズノが出している「ビヨンドマックス、通称ビヨンド」というバットだな。ミートポイントが高反発のウレタン素材になっているから「パコッ」って音が鳴るんだ。

今度バット買ってもらうんで、ビヨンドについて教えてください。

一球たろう
一球たろう

ビヨンドシリーズもいろいろあるからな。買う前に知っておこう。

ビヨンドマックスが発売されたころ僕はちょうど中学生でした。もう革命的でしたね。打球が伸びまくります。今でこそミズノ以外にも高反発バットを取り扱うメーカーが増え、このバットは軟式野球界で定着しています。

しかし、発売当時のまだビヨンドが定着していないころ、キャッチャーには大きな仕事がありました。

「バッタービヨンドー。外野下がれ」と指示を出すのが大きな仕事です。キャッチャーの仕事を1つ増やすこのシリーズはどのような特徴があるのでしょうか。

金属バットに比べて飛ぶ、打球が速くなる

この一言で十分です。2002年に初代ビヨンドマックスが登場します。打球部にポリウレタン素材を使ったビヨンドは初代ですら金属バットと比べて反発係数が8%上回ります。

実感としては「打球が5m飛ぶようになる」でしたね。(あくまで個人的な感覚です)

あまりに飛びすぎるため2007年に中学校体育連盟の大会では使用禁止になったほどです。(のち2012年に使用再開)それが最新の「ビヨンドマックスギガキング2」では反発係数が23%も上回るのですからもはやバッターが非力そうでも油断できないレベルのものです。

初心者でも扱いやすいシリーズもあるのでヒットを打つ確率を上げようと思うのであればビヨンドシリーズを使うのが手っ取り早いです。まさに「ヒットを金で買え」ですね。

ヒットの確率が上がるビヨンドラインナップ(ミズノ公式HPより)

 

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2002年から始まったシリーズはもうすぐ20年目を迎えようとしています。

これからも開発が進むであろうビヨンドシリーズ

公式HP:https://www.mizuno.jp/baseball/products/beyond_max/

で紹介されているラインナップを簡単にまとめています。この中から自分に合うバットを選べばヒットの確率が上がることは間違いありません。

「ギガ飛び」ビヨンドマックスギガキングとそれより高価だけど飛ぶ「レガシー」

現行売られているバットの中でも最強クラスに位置するバットです。もうめっちゃ飛びます。それもそのはず。

発売された2017年の次の年には軟式球の規格が変わることが決定していました。

中学生はM号球、小学生はJ号球とボールがこれまでに比べるて、硬く・重くなったのです。そのためボールを打つためにより強い力が必要だったのですがこのギガキングが悩みを解決します。

さらにありがたいことにギガキングにはバットの重心が先端部(トップバランス)にあるもの

重心がバット真ん中(ミドルバランス)にあるものが発売されています。

これまでビヨンドシリーズは「飛ばすため」のイメージが強くトップバランスが主流でした。しかし、トップバランスは力がない子どもにとっては重いです。

だからミドルバランスが出たことでバット選択の幅が非常に広がったと考えられます。

ジュニア用も出ているので、おすすめの一本です。

「ヒットは金で買え」です。(笑)ただし、時代は変わり「ホームランは金で買え」とも言えるものが出ました。

一球たろう
一球たろう

このバットを相手バッターが使っていると、かなりプレッシャーを感じます。

「新たなる破壊力」ビヨンドマックスギガキング2

もはやここまで進化するのは「セコイ」でも良いバットです。ヒットの確率はもっと上がります。なぜなら芯で捉えなくても性能がカバーしてくれるからです。

ギガキングと比べると、ポリウレタンの部分が広くなっているのが分かると思います。ギガキングでは「先っぽだった」ところがギガキング2では「芯でとらえた」ように感じるのです。さらに、ポリウレタン部分が

ギガキングより厚くなっているため反発力も大きくなりました。公式でも「打ち損じをなくすことができる」と書いています。

つまり当たればヒットになる確率が上がるバット

子どものヒットと笑顔を多く見ることはそのまま親の喜びにつながります

ギガキング2をも超える…「レガシー」(ただ少し問題が…)

道具の進化は止まりません。それはビヨンドマックスシリーズにおいても同じことが言えます。

ギガキング2を超える飛距離を持つ、なんとその比率はギガキング2の+7%。

それがビヨンドマックス「レガシー」です。

もはや「ヒットは金で買え」ではなく「ホームランは金で買え」の時代です。

ただし、一球たろう個人としてはそこまで投資をする理由はないのかな、と思います。

何といっても、まだまだ小学生・中学生で「高校まで野球をする」と考えた時、ビヨンドマックスは軟式に特化したバットだから。

レガシーは根っこに当たっても、思いっきり振り抜けば外野の頭を超えます。

ただし、硬式ではそうはいきませんよね。やはりきちんとミートをすることの大切さを、身体でほしいとは思います。

それを上回るほど「レガシー」で出せる飛距離の魅力は、依存性の高いものがありますがね…笑

 

ギガキング2がいい!

それでヒットを打つなら、まあ仕方ないか。お、こっちの安いビヨンドはなんだ?

「軽飛び」ビヨンドマックスオーバル

ビヨンドマックスシリーズの最大の弱点…重たさです。

ギガキング、ギガキング2どちらも重さが700~750g。同じミズノ製品の金属バットは平均600g弱。

重たいものでやっと何本か700gに到達する程度です。

100gの重たさの違いは特に初心者や力のない子どもにとってはきつい数字になります。

それらを解決してくれるのがビヨンドマックスオーバルです。

めちゃくちゃ軽いです。

バットの長さ 重さ
82cm 670g
83cm 680g
84cm 690g

このように600代をキープしています。(少年用はギガキング590~600g、オーバル570~590g)オーバルは軽いため、スイングスピードが上がります。

スイングスピードが速くなると、当然打球速度も上がります。しかも、ビヨンドマックスの特徴である高反発性能も再現できるのです。さらにバットの芯材に楕円上の凸部のある素材を使っています。

そのため

  • 平たい面で打てばボールを捉えやすい
  • 凸部で打つと鋭い打球を打てる

ようになります。体ができていない中学生や初心者にとって重宝されるバットです。

そして保護者にも重宝される理由があります。なんと、価格が30,000円です。(少年用は23,000円)

ギガシリーズよりも13,000円安いのです。安いからと言って品質は落ちません。むしろ、僕のチームではクリーンナップ以外はこのバットを使用させています。

ヒットを積み重ねたいという子どもにはうってつけのバットだと思います。ギガを買うより節約できた13,000円を自分のお小遣いにするかスパイクなどの道具に回すかは、みなさんの自由です。(笑)

父ちゃん。俺ギガキング2にする!

よし、それならギガにするか。でもオーバルは本当にいいのか?初心者には使いやすいバットみたいだぞ。

そうか…やっぱり悩むな~

初心者のヒットの確率を上げるビヨンドはオバールかギガキングのミドルバランス

 

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初心者がヒットを打つ確率を上げるために選ぶべきバットは振りやすさ重視で選ぶ方が良いです。僕のチームではオーバルを使ったことで週末土日の二日間の4試合で1本しかヒットを打たなかった選手が1日に1本、多いときは1試合に1本ヒットを打てるようになりました。

(振りやすさ重視の大切さはこの記事でも紹介しています)

バランスを考えたバット選び!中学生にはミドルバランスをおすすめ
この記事ではバットのバランスの概要と、中学生にはミドルバランスをおすすめする理由を紹介しています。同じ種類のバットでもバランスが違うものが販売されており、その選択は非常に難しいものです。そこで、ここでは選手のタイプ別に合わせたバットバランスの選び方、「中学生はミドルバランスを選ぶべき」理由を経験から紹介します。

これからお話するのは素人9人が集まったチームでの実話です。「ヒットは金で買え」と言われた僕がその監督に勧められたのは、このギガキングとオバールでした。

「ギガキングはパワーヒッターに、オバールは力のない子に」とのことなので頑張って2本のバットを購入します。(この時選んだギガキングはトップバランス)

きちんとバットの性能や特徴を説明し子どもたちに好きなバットを選ばせました。すると6人はギガキング(トップ)を使うことを決意します。理由は「こっちの方が飛ぶから」自分で考えてバットを選ぶことは大切です。いつまでもこちらが説明してあげているのでは成長しません。

しかし、子どもたちは「飛ぶ」の言葉のみに魅力を感じてしまいギガキング(トップ)を選びました。

その結果ギガキング(トップ)をほとんど使いこなせませんでした。

理由は重たさ。しかもトップバランスはリストの強さが必要です。初心者には重たい力を扱う力もないし

ヘッドを走らせるためのリストの使い方も分かりません。

試合では振り遅れや空振りが相次ぎます。これではヒットの確率を上げるどころの話ではありません。

そこで一度ミーティングでバットの選び方について説明しました。あくまで選手の自主性に任せつつ「オーバルを使わせるため」の教え方はこのような感じ。

オーバルを使う選手とそれ以外バットを使う子どもとの

  • 三振率の比較
  • 打率の比較

を提示します。

ここで力があり、バッティングも上手な選手がいれば間違いなくギガキングを使った選手の数値の方が上だったでしょう。しかし、あくまで初心者ばかりのチームです。そのような選手はいません。

数値を比較すると一目瞭然です。数字は嘘をつきません。

さらに

  • ギガキング(トップ)とオーバルを使ってみた感想

を引き出します。ぶっちゃけオーバルで結果を残せているのであればオーバル優勢の発言をしてくれます。

でもこれで選手たちは「自分たちの判断で」バットを選択し始めます。自立への第一歩ですね。

その後体力がつき、クリーンナップも固定化してきたら「自分たちで判断して」ギガキングを使用するようになりました。

やはり順序を踏むことが大事ですね。

  • 振りやすい=当てやすい
  • 当てやすい=ミート力の向上
  • ミート力の向上=打率の向上

につながります。僕自身も現役時代は振り抜きやすさ重視でバットを選んでいました。

結果チーム内でのホームラン数は一番です。

だから初心者であれば振りやすさを重視してオーバルを導入しましょう。

  • 初心者
  • 力がない
  • ミート力がない

のであればオーバルをおすすめします。また、振り抜きやすさ重視でいえばギガキング(ミドルバランス)を使うことをおすすめできます。僕のチームでは購入できていなかったバットです。

重さが初心者にとって不安がありますがミドルバランスであることが非常に魅力的です。

ギガキング級の機能を備えていてさらに振り抜きやすいミドルバランス…初心者でも「力はある子ども」は

このバットでも良いと思います。

こちらの方が結果が出る初心者もいるかもしれません。

父ちゃん。俺まだ野球始めて3か月だし、オーバルでボールに当てられるようにするよ!

そうか!自分で考えたならそれでよし(よかった~お金が浮いた)

うん。そして力つけてバットが振れるようになったらギガキングも試すよ!

そ…そうか。頑張れよ。

軟式でヒットの確率を上げる方法!初心者が使うべきビヨンドはこれだ!:まとめ

初心者がヒットを打つ確率を上げるためには、ビヨンドマックスを使うのが手っ取り早いです。

初心者がヒットを打つ確率が上がるビヨンドは、ギガキング、ギガキング2、オーバルが最新のバットとしてラインナップされています。

振り抜きやすいギガキング(ミドルバランス)、オーバルを使えば、初心者でもヒットを打つ確率を上げられます。

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