一球たろうの経験談ですが、間違いなく「長打」と「打率」の向上につながったバットを紹介しています。
バットを選ぶ際、「長打」を求めれば「打率」が奪われます。
トップバランスは長打が出やすいですが、芯が重く、ミートしにくいんですよね。
これがセオリー…だと思っていました。が、一球たろうにはあてはまらないセオリーでした。
完全に経験談ですが、個人的に間違いなく「長打」と「打率」を両立した一球たろうおすすめのバットを紹介します。
一球たろうがおすすめするバットに出会えたのはただの偶然からでした
まるで恋愛でも始まるかのようなタイトルですが、本当にこれからおすすめするバットと出会ったのは偶然でした。
これからおすすめするバットと出会い、一球たろうはこのような成績を残しています。
- NEWバット初打席はサード強襲ヒット
- 2打席目にその年甲子園に出場した高校のエースからバックスクリーン弾丸ホームランを放つ
- 1か月間のみで見ると土日のどちらかで1本はホームランを打つ
- 1試合で1本はヒットを打つ
実体験に基づく、本当の結果です。
一球たろうの性格とバット選び
もともと「人と同じ」が嫌いな一球たろう。
この当時もてはやされたのは「Vコング」というミズノが出しているバットでした。
確かに長打が打てるうですね。しかし、一球たろうはどうも振りにくさ?扱いにくさ?を感じていました。
そもそも一球たろうは、どんなバットを好んでいたのでしょう。これが大事なバット選びの一歩でした。
前のバットが割れたためお店へ。バット選びの基準は「振り抜きやすさ」
それまで使っていたバットが割れていたため、練習試合の前日にバットを買いに行くことになりました。
この時デサントのバットを使っていたのですが、大きなお店ではなかったため、同じバットがありません。
そこで選んだのはSSKの「neoflight(ネオフライト)」というバット。
- 長さ:83cm・84cm
- 自重:900g以上(硬式用、軟式用は680g)
- バランス:ミドルバランス
おすすめポイントは「ミドルバランス」であることです。
何本もあるバットから選びだしたのは、一番振ってみて「振り抜きやすい」と感じるバットでした。
振り抜きやすさ=操作性の良さ=ミート力の向上につながる、と考えたからです。
結論から言うと、流行りに乗らず、自分の信念を貫いてよかったな、です。
お店を出る直前、店主のおいちゃんに「おいちゃん!このバットで明日ホームラン打ってくるね!」と言いました。
冗談がまさか現実になるとは…
SSKネオフライトで長打率と打率がアップ
基本的に「8割の力でミート」が一球たろうの、バッティングにおける信条です。
振り抜きやすさをアピールしていたSSKのネオフライトは、一球たろうの信条とマッチしたのでしょうね。
もちろんどのバットが合うか、なんて人それぞれ。
しかしSSKのネオフライトを使うことで、以下のような結果につながりました。
- ホームラン数が増えた
- 鋭いあたりのゴロが内野手の間を抜けるようになった
- 振り遅れが少なくなった
「振り抜きやすさがパネェ」←(何となく世代が分かると思います。)
ホームランの瞬間って、やっぱりミートした瞬間に「あ、きた。」ってわかるんですよね。
押し込むというか、バットにボールが乗る、というか…
しかも操作性の良さ=ミートしやすいバット、の証でもあります。ミートがしやすいです。
「あ、きた。」が増えますよね。
アウトロー?それでも自分に合ったバット選びを
ネオフライト21
あれ?色が?シルバー?そうです。新色登場!!
高校生の中ではこのバットが一番いい!
という声もよく聞きます!!
カタログには載ってない商品!サンスポにあります😎😎 pic.twitter.com/AlKxZwJpys
— サンスポーツ野球コーナー (@sunsports6460) June 3, 2016
当時流行ったバットは、「Vコング」であることは紹介しました。
その他、一球たろうのチーム内でSSKのバットといえば「CONDR(コンドル)」や「SkyBeat(スカイビート)」でした。
どちらも軽量で、ミートしやすい。チーム内ではそのような評価だったことを思い出します。
しかし一球たろうが選んだのは「neoflight(ネオフライト)」。チームからは「何じゃそら」と言われたものです。
当時甲子園で使われていたバットを色々見ましたが、SSKのバットはコンドルばかりでしたしね。
そう言われた初打席は、内野安打。次の打席ではバックスクリーン直撃の弾丸ホームラン。
その日のうちに、購入したお店によって「おいちゃん!このバットでホームラン打ったよ!」というと、大喜びしてくれました。
ネオフライトを使っていた有名選手
オコエ瑠偉のバットスカイビートだけど、俺はネオフライトにしよ
てかどっちの方がいいのかしら
ちな、北条はネオフライト— リムるンゴwww (@kazu_bb0110) February 9, 2016
現阪神で高校は八戸学院光星だった北條選手は、ネオフライトで結果を出し続けていた選手です。
その成績は高校通算25本塁打、3季連続甲子園準優勝を果たし、そのチームの主軸でした。
「振り抜きやすさ」「ミート力」を重視したミドルバランスでも、強豪校の主軸を打てるんですよね。
でもバットって高価だから慎重になりますよね
一球たろうの場合は、ネオフライトが確かに合ったのかもしれません。
でもそれが「自分に合うかどうか」は分からないですよね。他のバットの方が良いこともあるでしょう。
それを否定するつもりは、一球たろうもまったくありません。
その一方で、ネオフライトのミドルバランスと振り抜きやすさは、誰でも恩恵を受け入れやすいものとなっています。
バット選びにおける長打と打率
例えば「長打」は打てるけれど「重い」なんてバットは、世にたくさんありますよね。
だからこそ打率が下がるんです。
逆に言えば「軽い(ミドルバランスはこう感じる)」ということは「長打が出にくい」ということですよね。
バットの重さはやはり、長打と反比例します。
しかし「軽い」にはもう一つ「操作性が良い(ミートしやすい)」という恩恵があるのです。
単純に考えてください、10打席で1本塁打の選手と10打席で3本のヒットを打つ選手。どちらがいいですか?
振りやすいバットは、選手に力がある、なしに関わらず誰でも使いやすいものです。
バットは高価。一本20000円程度と、普通買うのに躊躇する値段です。
よほどのこだわりがないのであれば、「より確実に結果につながるバット選び」は合理的な判断ではないでしょうか?
ネオフライトは価格以上に、結果をもたらすバットでしょう。
人気シリーズは年齢に応じられる
バットと言っても、難しいのは硬式用と軟式用、そして大人用と少年用があります。
ネオフライトは人気シリーズゆえに、すべてに対応します。
まずは一般硬式用がこちらです。
ついでに一球たろうは、自分のお小遣いを貯めにためて、この一本を買いました。
生まれて初めて「いい買い物をしたな」と思えた瞬間でしたね。
中学軟式用がこちら。
中学軟式だと「ビヨンドマックス」シリーズが優秀ですが、正直なところ高いんですよね。
また、個人的には道具の性能に頼るよりも、金属バットでしっかり当てて飛ばす感覚を中学校でつけていてほしい…
高校野球だと、ビヨンドマックスは使えないからですね。
小学生はこちら。定価よりも13%安く売っていたので、ご紹介します。
小学生用ともなると、さすがに安くなりますね。
力がない、身体が細い子どもにとっては「扱いやすい」バットなのでおすすめ。
力があり、身体が大きい子どもにとっては「ミートしやすく、長打を狙える」バットとしておすすめ。
確実な結果をもたらすでしょう。
もちろん素振りや基本のバッティング練習を大切に!
バットを良くしても、そりゃ練習しなければ上手くなりません。
自宅や練習場での素振り、また、バッティング練習では目的に応じてバットを使い分けましょう。
スイングスピードを鍛えるなら、マスコットバット。
ミートを鍛えるなら、ネオフライト。
このように使い分けることで、バッティング能力は効率よく向上するでしょう。
一球たろうがおすすめするネオフライトは「長打」「打率」を両立した
一球たろう自身が使っていて、最も結果につながったバットがSSKから販売されている「ネオフライト」でした。
- 振り抜きやすいミドルバランス
- ミート力の向上によりヒットが増える
- 芯を喰って振り抜けるため打球が飛ぶ(ホームラン数の向上)
一球たろうにはこのような効果が現れました。
あくまでも、一球たろう個人にとって良い影響をもたらしたバットです。
一人ひとりの感覚は違うと思いますが、扱いやすいという特徴は、力のない人、ある人すべてに恩恵をもたらします。
長打力は決してトップバランスだけで生み出すものではありません。