一球たろうの主観からおすすめ軟式グローブの4つ選び出してみました。
グローブを子どもに買ってあげようと「どれがいいの?」と聞いて、「分からない」となればお手上げですよね。
ベースボールキッズを持つ親御さんの多くが同じ悩みを持っています。
この記事では、グローブを選ぶ基準や実績のあるおすすめグローブを紹介しています。

野球指導歴10年の一球たろうがご紹介します!
まずはこれを見ろ!やってはいけないグローブ選び
「なんかよく分からんけど、全部に対応できるオールラウンドなら大丈夫でしょ!」
これが最もやってはいけないグローブ選びです。
グローブを選ぶ上での基準は、グローブの指の長さであったり、ポケットの深さであったりします。
オールラウンドは、そのすべてが中途半端であるがため、結果的に「使いにくいグローブ」になります。
もし、オールラウンドのグローブを選ぼうとしていたなら、この記事にたどり着いてもらえてよかったです。
これだけは一球たろうの経験上からもおすすめできません。

じゃあ初めてのグローブ選びはどれが良いの?
オールラウンドのグローブは封印された…じゃあ、どのグローブを選べば良いのか…
初めてのグローブ選びであれば、外野手用がおすすめです。
野球初心者は外野手から始めることが多く、レフト・センター・ライトすべて一つの外野用グローブで対応できます。
グローブには、大きく内野手用・外野手用・投手用・捕手用・一塁手用があります。
捕手用と一塁手用は「キャッチャーミット」「ファーストミット」と呼ばれ、とりあえずこれは無視して構いません。
捕手は重要なポジションなので、初心者はなかなか選ばれません。投手も同じです。
一塁手は外野手用のグローブでも利用が可能なので、初めてのグローブ選びでは外野手用がおすすめです。
内野手用と外野手用グローブの違い
基本的に初心者であれば、内野手か外野手のグローブを買う方が良いでしょう。
では、内野手と外野手用のグローブは大きくどう違うのか。これを以下に示しています。
内野手用 | 外野手用 | |
指の長さ | 短い | 長い |
ポケット | 浅い | 深い |
もちろん内野手用の中でも指の長さやポケットの深さに違いがあります。
一般的に内野手用は、持ち替えを考慮したつくり、外野手用は捕球を考慮したつくりです。
大は小を兼ねるではないですが、このことからも、初心者におすすめするのは外野手用になります。
ポジション別おすすめグローブの紹介
各メーカーはポジション別にグローブを販売しており、どのグローブもきちんとした性能です。
いろいろなグローブがありますが、性能の裏付けがあるプロ野球選手モデルがはじめてのグローブでは無難。
ついでにこちらで紹介しているグローブは、ジュニアの野球大会のルールをクリアしているグローブです。
カラーが派手だと、ルールで引っかかり使用できない場合もあります。注意してください。
おすすめのセカンド用グローブ
セカンド用のグローブは、初心者でも捕球がしやすい源田選手モデルのグローブがおすすめです。
- 源田選手は3年連続ベストナイン(守備率は.980を常に超える)
- セカンド用としては少し大きめ
- バカ売れしている(使いやすさの証)
今日の型付け仕上がり分
軟式プロステイタス源田モデル
ウェブ下、手の平両方ポケット
流石の仕上がり!
安定のプロステ品質です源田モデル、今宮モデル軟式硬式共に在庫ご用意しています#ゼット#プロステイタス#源田モデル#型付け#湯揉み#ナカムラスポーツ#福岡 pic.twitter.com/ZrXoDNQxkE
— ナカムラスポーツ (@lonestar_glove) November 26, 2021
西武の名手源田選手モデルのグローブは、初心者でもおすすめです。
なぜなら、実績だけでなく少し大きめという特徴があるから。
初心者はとにかく捕球に難があります。セカンド用はグローブが小さいため、グローブにボールが入りません。
その点セカンド用として大きめのグローブであれば、初心者でも捕球をしやすくなります。
しかも今バカ売れしているという源田モデルなので、それほど裏付けされた使いやすさがあるということ。
もし一球たろうが、初心者に内野手をさせるならセカンドです。理由は肩がいらないから。
つまり、もしいきなり内野手をさせられても、セカンド用グローブを持っていると安心ということですね。
おすすめのショート用グローブ
ショート用のグローブは、捕球がしやすい坂本選手モデルのグローブがおすすめです。
- 坂本選手はゴールデングラブ賞4回受賞
- グローブを操作しやすい
- ボールが捕球しやすい丸形形状
子どもによっては、グローブが「重い」と感じてしまい、操作性が悪くなることがあります。
その点、軽量で操作性を向上させた坂本モデルのグローブは、初心者でも扱いやすくおすすめです。
また、先述したように初心者にとって「捕球しやすい」は絶対必須条件。
さすがプロモデルは、初心者でも扱いやすいグローブとなっています。
こちらもグローブも源田モデル同様に、バカ売れしています。
また、坂本選手自身が非常に人気があるため、こちらのグローブは少年用も販売されているようです。
小学生以下の野球の初心者の親御さんであれば、こちらをどうぞ。
めちゃどうでもいいんだけど、坂本モデルのミズノプロかっこよすぎん🤔 pic.twitter.com/mo4IzWbiDM
— てつや (@tetuyankees) May 13, 2020
おすすめのサード用グローブ
サード用のグローブは、坂本選手と同じく巨人の岡本選手モデルのグローブがおすすめです。
- 2020年ベストナイン(三塁手部門)のグローブ
- ハンドリング(グローブを自由に扱える能力)がしやすい
- ポケットが深め
岡本選手はもともと守備が上手ではありませんでした。
しかし、ハンドリング性能が向上したグローブを使うと、エラーが減ったそうです。
サードは力強い打球が飛んでくるため、ボールをその場でさばく力が求められます。
つまりハンドリングが必要なわけです。
しかもハンドリング性能が高いのに、ポケットが深く、ボールがグローブからこぼれにくくなっています。
せっかくキャッチしたのに、グローブからボールが出てしまっては、もったいないですよね。
岡本選手モデルのグローブは、それを解消してくれます。
岡本モデルは一般教養でしょW
— こんぷとにあ (@Comptonia1998) April 6, 2019
おすすめの外野手用グローブ
外野手用グローブとしておすすめしたいのが、上林選手モデルのグローブです。
- 2017年に守備率1.000(エラーしなかった)を記録した選手のグローブ
- 深いポケット
- ボックス形状
ポケットが深く、ボックス形状(グローブを閉じたとき箱の形の空間ができる)ということは、ボールが出にくいということ。
結果として2017年に上林選手はエラーをしませんでした。
赤地の革に黒のヒモは、個人的に一番好きなカラーバリエーションですね。
グローブの規定の中で、どれだけ目立ってかっこいいものを選ぶかも、グローブ選びの楽しみでしょう。
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グローブは手入れしなければ守備力が向上しません
せっかく買ったグローブも、手入れをしなければ、すぐにダメになります。
一球たろうが使用しているグローブは、なんと20年以上の前のものです。
手入れをきちんとしていれば、これくらい使えるのです。
その手入れの方法をきちんとしましょう。多少面倒くさがりでも大丈夫です。

おすすめのグローブで気に入ったものがありましたでしょうか?
グローブでまず考えるべきは、使いやすさとグローブからこぼれにくい構造であることです。
それには重さだったり、ポケットの形だったりが関係します。
基本的に初心者ならば、外野に配置されることが多いので、汎用性が効く外野手用グローブがおすすめです。
年が経つにつれて、だんだんポジションも固まるので、改めてそこでこだわりのグローブを選んでみましょう。